伊勢志摩キャンペーン実行委員会(会長・森下隆生伊勢市長)は25日、三重県庁で今年度のキャンペーン概要を発表した。今年で4回目。伊勢市、鳥羽市、志摩市で10月から半年間、官民一体となって実施する。
今年のテーマは「元気になる旅」。伊勢志摩最大の魅力である伊勢神宮の関連イベント紹介をはじめ、近年パワースポットして注目を集める「神宮」の情報を発信し誘客を図る。地域内では食と自然にスポットを当てたイベントや参加型プログラムを行う。
10月1〜14日は、オープニング特別企画として、伊勢神宮最大の神事神嘗祭に合わせ、外宮に奉納するひと握りの新米を受け付け、15日に行われる初穂曳きにまとめて奉納する。
同15日には神嘗奉祝祭特別列車を名古屋発で運行。車内でイベントが行われるほか、初穂曳きに1日神領民として参加できる。
今年から、おもてなしスペシャルデーを設定。例えば、伊勢市の夫婦岩で知られる二見町では、毎月22日と23日に「夫婦・二見の日」として、旅館や観光施設で、おもてなしの特典を付ける。鳥羽市では、平日の月曜日から金曜日まで日替わりで、観光施設などでポストカードやステッカーのプレゼントを、志摩市では毎月16日に市内の協賛施設の日帰り入浴が1コイン(500円)で入浴できる。